こんにちは。HANAです。
今回は,サブプライム問題に関しての話をしていきます。
これは,言い換えるとリーマンショックのことになります。
さて,実際に見ていきましょうか。
<サブプライム問題はどの様にして起こったのか>
低所得者向け住宅ローンでした。この国では,
1990年代の経済好況を受けて住宅建築ブームが起こります。
新築住宅が売れ残らない様に,銀行は低所得者にも
ローンを組まようとして,低金利で貸し出しました。
このローンは一定期間が過ぎると,利率が上がります。
利率が上がっても,地価や住宅価格も上がるから
資産価値が上がるので大丈夫と言われ,銀行はこの債権を
証券として他の金融機関に売り出し,リスクを分散するべく
債権を分割,様々な債権を組み合わせて投資家に販売。
2007年頃から,利率が上がる時期になりましたが,
同時に住宅供給も過剰となり,地価と不動産価格が下落し,
当初のもくろみ通りの返済が出来ず,多くの借り手が
返済出来ずに,家を手放さざるを得なくなったのです。
これらの不良債権は,金融不安を引き起こしました。
2008年,遂に,証券大手のリーマン・ブラザーズが倒産。
投入することを打ち出しますが、議会はそれに反対し,
救済策が否決された為,世界的な株の下落が起こります。
この出来事は,日本などの先進国に深刻な影響を与えました。
<サブプライム問題は世界経済にどう影響したのか>
この問題は,最終的に,世界各国の株価暴落,為替相場の乱高下,
金融機関・ヘッジファンド等の破綻,短期金融市場の混乱
新興国市場からの資金流出,世界同時不況による需要消失など,
世界恐慌の一歩手前の危機を引き起こすことになったのです。
また,発生元の米国では,多くの金融機関・企業等の経営破綻,
住宅市場の崩壊,破産者や失業者の増大,個人消費や設備投資の
冷え込みなど,景気がとんでもなく悪化していきました。
<サブプライム問題によって投資はどうなったのか>
FXや株式投資とかは本当に同時も人気で,取引をしていた人も
沢山いましたが,短い期間で株価が大暴落してしまった為に,
持っていた資産の大半を失ってしまった人も少なくないです。
YouTubeでも,そういった当時の数々の映像が視聴出来ます。
因みに,当時の株価の大暴落によって,日経平均株価がなんと
6,000円台を記録,2021年の日経平均株価の2万円超と比べれば,
どれだけ不景気で株価への影響があったのかが分かると思います。
<サブプライム問題 まとめ>
金融危機のことを言います。当時の投資の世界では,
大暴落が起こり,日経平均株価は過去最低レベルです。
いかがでしたでしょうか。いまは新型コロナウイルスの
不景気ですが,当時はまた違った厳しさがありました。
皆さんは,どんな経済の時代に生きたいと思いましたか?
私は,とにかくどの時代でも,豊かで生き抜きたいです。
では,次の記事を楽しみに,気長にお待ちくださいませ。