アフリカの貧富の差~世界で最もお金に苦しむ人がいる地域の話~

こんにちは。HANAです。

今回は,アフリカの経済に関する話をしていきます。

アフリカといえば,発展途上国が多く,戦争や貧困の

問題が相当深刻なイメージがもたれていると思います。

では,どういったものなのか,みていきましょう。

<アフリカのお金の占有はどの様なバランスになっているのか>

アフリカでは貧富の差が途轍もなく広がっており,

それは,日本の格差の1000倍とまで言われます。

富裕層の3人が富を独占,貧困層の6.5億よりも

多くの資産を持っていると言われております。

その経済格差の主な原因は資源の問題にあります。

コンゴ民主共和国などをはじめとした,

レアメタルや石油が豊富な国では,紛争が止まず,

国民の大多数が貧しい生活を送っています。

こういう国では汚職が蔓延,資源関連の利権に絡む

大企業や権力のある政治家に大金が入ります。

しかし,市民は紛争に巻き込まれたり,資源採掘の為,

低賃金かつ劣悪な環境で働かされたりしています。

言い出せばきりがないほどの極端な格差なのです。

<アフリカの貧困や難民の問題はどれくらい酷いのだろうか>

アフリカでは,難民キャンプで生活している人がいます。

ここでは,世界で最も貧しい国といわれる中央アフリカ

話を取り上げていこうと思います。

この国では,2013年12月,武装グループ間の紛争により,

破壊と流血,そして新たな移動の波が起きていました。

2020年12月27日に実施された総選挙の前後から暴力行為,

政情不安がさらに深まり,73万8000人以上が難民として

他国に逃れ,更に63万2200人以上が国内で避難を強いられる

事態に陥っています。人口の約半分が戦闘や政情不安,

そして食料不足により人道支援を必要としている状況が続き,

多くの難民にとっては帰還は困難であり,今もなお,

安定しない治安の下で生きることを強いられているのです。

新型コロナウイルスの流行によって,状況はどんどん悪化。

難民の多くは,間に合わせのシェルターに留まっていますが,

衛生環境は万全ではなく,今回の新型コロナウイルスのみならず,

様々な感染症・伝染病を引き起こす恐れがあり,避難所に加え

水・衛生・保健対策が求められています。

また,避難生活が数か月以上にも及ぶと,種まきの時期を逃し,

穀物の収穫ができず,深刻な食料不足に陥る悪循環が生じます。

政情不安と暴力の中,何千もの人々が生きる糧を失い,

何週間も,飲食できずに,森に隠れながら避難を強いられます。

これは,氷山の一角ですから,現状は悲惨極まりないです。

 

<アフリカの経済問題を解決するにはどんなことをするべきか>

先進国が行っている対策は,ODA(政府開発援助)というものです。

各国に向けて援助・出資を行っています。

商品開発やインフラ設備を広げる為に奮闘しています。

インターネットなどのテクノロジーの普及も,経済的発展の鍵です。

貧困層の人々とデジタル金融や政府サービスの結びつきが進めば,

より良い状態に向かっていくのではないかと思われます。

<アフリカの貧富の差 まとめ>

アフリカは貧富の差が世界のどの地域よりも大きく,

上の上クラスの一握りの富裕層だけがお金を独占し,

殆どの人がお金がなく難民・貧困問題を抱えています。

これを解決するには,とにかくその国の政府が

貧しい人々にお金を施すなどとしなければなりません。

いかがでしたでしょうか?

皆さんも興味があれば,本とかでみてみてください。

本当に奥が深い内容です。