こんにちは。HANAです。今回は,鉄道の話をします。
都市部・臨海地域地下鉄とは、東京駅から全長約6kmからなる
新しい地下鉄路線の構想を言います。東京で地下鉄といえば、
の9路線が運営されています。東京メトロとも呼ばれており、1日に
多くの人が利用しています。今回の「都心部・臨海地域地下鉄」は
地下鉄の枠組みで行くと、運営が開始されれば合計で10路線になります。
まだ構想段階なので未定ではありますが、楽しみですね。では,早速
「都心部・臨海地域地下鉄」についてお話していきたいと思います。
- 事業の概要
事業計画はつい最近の,2022年11月25日に公表されました。
現状での開業目標は2040年代との事ですので、今から約20年後の
ことになります。詳細のルートについても未定ですが、東京駅から東京
ビックサイトへのアクセスと利便性向上へ向けた計画になっている様です。
事業費は約4200~5100億円規模になると言われています。
新幹線の事業計画、北海道新幹線は現状で総額2兆2700億円規模と
いわれているそうです。2つを比較してみると、北海道新幹線は
1km当たり、約107億円,都心部・臨海地域地下鉄は1kmあたり、
約819億円ですね。
金額の大きさがわかりますね。
(計算方法)
北海道新幹線:事業費(約2兆2700億円)÷延伸距離(約212km)
都心部・臨海地域地下鉄:事業費(約5100億円)÷延伸距離(約6.1km)
北海道新幹線は延伸距離が長いので、その分1km辺りは安くなりますが、
都心部・臨海地域地下鉄は短距離な分、1k当たりに計算すると少し割高に
なります。
もちろん事業内容や、設備・環境は異なるので単純に比較はできませんが、
同じ鉄道で1kmの費用として比較すると約819億円という金額の大きさが
わかりますね。
- ルートの詳細
ルートなどを含めて未定の部分も多いようです。
ただ現状の構想として、駅数は7駅とする方向で検討されています。
詳細は以下になります。
とする案が出ているようです(駅名:仮称)。
東京駅~有楽町方面~築地方面~豊洲市場方面~有明・東京ビックサイト
方面のルートで検討されているそうですが、現状ではこちらも未定の様です。
事業内容は公開されているようですが、まだまだ検討段階で未定の部分も
多くありました。今後ルートや駅名など変更になる可能性もありますが、
完成すると利便性も高まり多くの人が利用することも予想されます。また
現在運営されている他のルートの渋滞緩和にも繋がっていきそうですね。
単純には比較できませんが北海道新幹線の事業と比較すると1k当たりの費用は
割高のようですが、東京という土地柄と利便性向上などを考えるとメリットも
多くありましたね。
事業費や開業予定などの詳細は今後変更になる可能性もあると思います。とは
いえ構想までは決まっているようなので、今後の事業計画の展開に期待ですね!