スペインの就職難について

こんにちは。HANAです。

ヨーロッパの国ではギリシャがかつて破綻するなど

色々な問題がありますが,スペインもその代表格です。

就職状況がどのくらい恐ろしいのかみていきましょう。

 

スペインは世界でも有数の就職難になっていると言われています。

2020年地点では世界2位の就職難なのだそうです。スペインは

なぜ就職難になっているのか、就職難になっているのは若者なのか

あるいは国全体の問題なのか気になるところです。

 

就職難になると収入が減るので家計にも大きく影響してくると思われます。

スペインの人たちはその状況をどう乗り切っているのか、他にも問題点は

ないのか。今回はそんなスペインの就職難についてご紹介していきます。

 

スペインの就職難の理由3つ

 

まずはスペインでは、自国語(スペイン語)以外の言葉を話せる人が多く、

日本のように自国語だけで就業するのはなかなか厳しいようです。複数の

言語を話せるほうが幅も広がりますし、近年観光業に力を入れている

スペインでは当然の事なのかもしれませんね。

 

次は失業率の高さです。国民の4人に1人は仕事がないといった状況です。

若年層に至っては約半分の人が仕事を探している状況です。日本では

考えられない数字ですよね。就職難といわれるスペインではキャリア

アップのための転職よりも一度就いた仕事を守り抜くといった考え方が

主流のようです。

 

もう一つは仕事の数です。そもそも仕事の数が少ないために仕事が

見つかりにくいというのも特徴の一つです。

日本の就職活動ではいろいろな情報から自分の好みを選ぶといった

流れが主流ですが、スペインでは周囲から紹介されて仕事に就くと

いった事の方が多いようです。見つかりにくい仕事先を探すには

この方法が一番効率的なのかもしれません。

就職難のスペインですが、明るい兆しもあります。

GDP国内総生産)は2020年頃から上向きになっているようです。

国内の成長が進めば企業が増え、また人材を探す企業も多くなってくる

ことも予想されます。そうなればスペインでの就職難について改善に

向かう可能性もありますね。

今後の情勢に期待したいです!!

 

就職活動の難しさ

仕事を探すのが難しいスペインでは周囲から紹介されて仕事を見つける。

といった話もしましたが、一番多いと言われているのが身内。つまり

親戚・家族同士のつながりで仕事を見つけることが多いようです。

 

その他にも友人の知り合いの友人から紹介。なんてこともあるのかも

しれないですね。日本では友人同士程度ならあるかもしれませんが、

全く知らない他人からの紹介となると警戒感を持つ人もでてくるかも

しれません。就職難といった状況もあるかもしれませんが、一つの

国民性でもあるのかもしれないですね。

 

日本との違いは考え方

日本とスペインでは国民性の違いもあるかもしれませんが、そもそも

仕事に対しての考え方も異なると言われています。日本では仕事を

頑張って。一生懸命。必死に。と、仕事重視の考え方を持つ人も少なく

ありません。

 

スペインでは余暇を楽しむための仕事。ととらえている人の方が多い

ようです。

近年日本でもプライベートを重視する考え方も増えてきていますが、

その考え方に近いのかもしれないですね。

 

日本とスペインは遠く離れた国同士で考え方も異なりますが、家族の

ために仕事をする。お金を稼ぐ。という考え方は同じだと思います。

これからスペインで仕事をする方や就職活動をする方には是非参考に

していただきたいです。