アメリカの貧富の差

こんにちは。HANAです。

今回は,アメリカの凄まじい社会問題の話をしていきます。

格差社会そのもの

貧富の差というのは複雑な要件が絡み合っていると言われています。

その貧富の差を産んだ社会の事を格差社会ともいわれており、

アメリカは先進国の中でもより多くの格差があると言われています。

格差といわれると、経済格差を想像する人がほとんどだと思います。

経済格差とは裕福な家庭とそれ以外の家庭における収入面などの差の

幅が大きくなることを言います。格差はそれ以外にもあります。

アメリカにおける経済の格差はどの程度あるのか、それ以外の格差とは

どのような内容なのか気になる方も多いと思います。

アメリカの貧富の差1

アメリカといえば世界を代表する経済大国であり、資本主義経済の

代表ともいえる国です。

そんなアメリカで貧富の格差は生じないと思われがちですが、

実は豊かな国ほど格差が大きくなるという現状も問題なのです。

その問題の一つが経済成長の過程にあると思います。

国家の経済が成長する時、

・国民全体の収入が増え、国家の経済が成長する

・一部の国民の収入が圧倒的に増え、経済が成長する

このパターンが主に考えられます。

アメリカでは後者の「一部の国民の収入が増えている」割合が

比較的多いと言われています。

結果的に国家の経済としてはプラスですが、一方で、一部の国民以外は

収入が変わらないことでその差が生まれてしまいます。

この場合、もう一つの問題があります。

それは、経済が豊かになればなるほど貧富の差が大きくなってしまう。

という事です。

国が潤っていく一方で貧富の格差が生まれてしまうのは問題ですよね。

アメリカの貧富の差2

資本主義社会であれば多少の差が出るのは許容範囲ともいえるのですが、

なかなか解決するのが難しい問題ともいえるでしょう。

  • アメリカの貧富の差は富裕層の間でも広がっている現状
  • ここまでのお話で行くと、アメリカでは一部の国民だけが大きな利益を得ている

という事がわかりました。ただ問題は経済的な格差だけではありません。

アメリカでは国民1~2割の人が全体の金融に関する資産ですが

9割以上を保有しているとの報告もあるようです。

トータルの資産では一部の国民が国内の全資産の7割を占めている結果も

あるようです。

この結果から、国民の大半(8割以上)が持つ資産は合わせても

約3割ほどしかないという事がわかります。

ここまでのお話で行くと、アメリカでは一部の国民だけが大きな利益を

得ている事がわかりましたが,問題は経済的な格差だけではありません。

その他の格差

経済で格差が生まれるという事は、各家庭での収入もばらつきが大きくなる

ことを意味します。

その家庭に生まれた子供は経済的な理由から行きたい大学へ行けなかったり、

将来の目標も躊躇するようなことがあり得るかもしれません。

一方で富裕層の間で生まれた家庭の子供よりはそのようなことは気にすることなく、

行きたい学校へ行けたりと、やりたいことができるので、そういった教育に関する

格差というのも出てきてしまいます。

その他にも、経済的な理由から医療機関にかかれなかったり、治療を躊躇する様な

ことが起きるリスクもあります。

アメリカの場合は日本に比べると社会保障の制度が緩く医療機関での負担も大きい

のが特徴です。

一般的に医療保険などは民間の保険会社に加入することが多いようです。

ここでも、医療の格差で起こる貧富の差も影響してくるのではないでしょうか。

まとめ

アメリカでは,生まれながらに勝敗が決まっている部分があったりと,

努力だけではなく,運も本当に必要になってくる厳しい生存競争です。

皆さんはどう思いましたか?我が国この日本もかなり危ういと思うので

危機感を持ち,必死に頑張って這い上がっていくのみです。では,また。