不動産投資用ローンの借り換えはすべきか? ~金利は出来れば下げたいもの~

こんにちは。HANAです。

今回は,不動産投資のローン借り換えの話をします。

物件を一括で購入する様な超裕福層を除けば,多くが

ローンを組むことになりますが,その金利が高い時には

なるべく低くしたいものですね。では,それに関して

見ていきましょう。

<投資用ローン 金利に関して>

現在借りている不動産投資用ローンよりも好条件でローンを

借り換えることが可能であれば検討する意味はあるでしょう。

例えば,現在よりも安い金利で不動産投資用ローンを借り換える

ことが可能であれば、支払利息が減少するので,不動産投資の

収支は改善します。

ローン金利が低くなることによって資金的な余裕が生じれば,

余裕資金を利用してリフォーム・リノベーションもできます。

経年劣化によって中古物件はどうしても資産価値や入居ニーズが

低下してしまうものです。したがって,リフォームをすることで

部屋の美しさを維持し,リノベーションをすることで新たな付加

価値をつけて向上させるという対策が必要になります。

<投資用ローン 費用とリスク>

しかし,リフォームやリノベーションには多額の費用が必要になる

ので注意しなければなりません。

ローンを組むことも可能ですが,不動産投資ローンと共に二重ローンに

なってしまうと,かえってキャッシュフローが悪化する恐れがあります。

ローンの借り換えによって余裕資金が発生すれば,リフォームや

リノベーションに充当することが可能になるので,二重ローンのリスクを

回避しつつも不動産価値や入居ニーズを向上させることが可能です。

<投資用ローン 借り換えるには>

また,昇進・転職、不動産経営の順調さなどによって与信状態が好転した場合

には大手金融機関の不動産投資ローンに乗り換えるのもひとつの方法です。

とりわけメガバンクとの取引にはさまざまなメリットが考えられます。

金利や融資期間といった条件が小規模の金融機関よりもメガバンクのほうが

良い傾向にあります。

さらにメガバンクとの取引実績は信用力の向上にもつながるメリットもあります。

結果的に新たな他の投資をスタートさせる場合にも融資の審査に通過しりやすく

なるという派生的な効果も期待できます。

ただし,借り換えをするデメリットについても理解しておくことが必要です。

借り換えをする際にはさまざまな手数料が必要になります。具体的には,保証料,

印紙代,登録免許税,団体信用生命保険などを挙げることができます。

<投資用ローン まとめ>

借り換えに必要な費用総額が借り換えによる利息削減額を上回っている様な

ケースでは,借り換えをするだけ損をしてしまいます。きちんと借り換え

効果を算定し,本当に借り換えをする意味があるかどうかを検討すましょう。

また,借り換えには時間や手間といったコストも必要です。

他にも,ローンが安くなるとは限らない(固定金利から変動金利のローンに

借り換えると当初は金利負担は軽減されるかもしれませんが金利が上昇したら

金利負担が重くなる可能性があります),融資担当者の気持ちを害してしまい

前の銀行と取引ができなってしまう、ことも考えられます。

不動産投資ローンの借り換えはメリット・デメリットをしっかりと踏まえたうえ

で実行の可否を決めましょう。