こんにちは。HANAです。
今回は積立NISAについてのお話をしますね。
世間的にもかなり話題になってきているので
1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
それでは,実際に中身を見ていきましょう。
<積立NISAとは何か?>
積立NISAとは、2018年1月から開始された,
少額で長期・積立・分散投資を支援するための制度です。
通常,投資で利益が出ると,税金が掛かりますが,
この制度を利用すると税金の優遇を受けられます。
これにより投資のメリットを強化して,
投資を活用した長期的な資産形成を支援している制度です。
つみたてNISAには毎年の上限が定められており,
年間最大で40万円、最長で20年,
最大投資総額は800万円です。
1人につき1口座まで持つことができ,
一般NISAとの併用はできません。
対象商品は長期の積立・分散投資に適した一定の条件を
満たした株式投資信託のみとなります。
また,初心者でも長期の資産形成に適した商品を
選びやすい制度設計となっているのが特徴です。
<積立NISAのメリット>
運用益が非課税になる
まず運用益が非課税になることが挙げられます。
最長で20年間は運用益・分配金が非課税となります。
ドルコスト平均法を活用して,長期・分散・積立投資を自動的に実践できる
投資方法が積立投資のみなので,長期間(最長で20年間)
購入するタイミングを気にせず,ドルコスト平均法を用い,
長期・分散・積立投資を自動的に実践することができます。
商品選びで失敗する必要が低い
また,対象商品は手数料が一定の水準を満たし,
資産形成に適した商品に限定されています。
その為,初心者でも商品を選びやすく,
商品選びで失敗する可能性が低くなっている点もあります。
<積立Nisaのデメリット>
元本割れの可能性がある
当然のことですが元本割れの可能性があります。
長期・分散・積立投資を実践することで
リスクを抑えながら運用できますが,
投資した元本を下回る可能性があります。
その為,長期・分散・積立投資の基本を学び,
リスクをどこまで設定するか,
自分なりのスタンスを決めた上で活用すると良いでしょう。
選べる商品が少ないと感じる
積立NISAは,資産形成に適した商品のみが対象です。
もっと幅広い商品の中から選びたいという方にとっては,
選べる商品数が少ないと感じられるかもしれません。
積立NISAでは個別株やREITを購入することはで出来ず,
デリバティブを使った運用を行う商品を選ぶことも出来ません。
債権投資信託も購入出来ない
債券投資信託も購入することができません。
債券にも資産を配分する場合には,既に債券が組み合わせられている
バランス型ファンドという商品を選ぶか,
ご自分の希望する資産配分にすることが必要です。
積立NISA以外の口座と損益通算が出来ない
積立NISA口座以外の口座と損益通算ができません。
通常,投資で得られた利益と発生した損失とを通算することで,
利益に掛かる税金を抑えられます。
しかし,積立NISA口座では,非課税なので通算出来ません。
そして,非課税枠は翌年に持ち越しすることができません。
積立NISAの期間が終了時などに損失が発生した場合,
その後に相場が持ち直した際には,積立NISAの期間終了時の
価格との差額が利益となり課税されてしまいます。
<積立NISA まとめ>
いかがでしたでしょうか。
積立NISAは非課税の為に,
何もしないよりかは
やった方が良い投資であると
私は思いました。
老後問題だけではありませんが,
いまと将来を良くするためにも
皆さん,始めてみませんか?
それでは,次回は
iDeCoについての記事を投稿しますので
楽しみにしていてくださいね。